このページでは平幕の読み方と意味、「ひらまく」と「へいまく」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.平幕の正しい読み方は「ひらまく」「へいまく」?

 

結論から言ってしまうと、平幕の正しい読み方は「ひらまく」になります

 

平幕の”平”は「ひら」「へい」と読むことができますが、平幕は「ひらまく」と読むのが正しく、「へいまく」と読むのは間違いです。

 

 

「へいまく」というのは、”閉幕”と書き表されるため注意が必要です。

 

 

 

また平幕(ひらまく)のように「平(ひら)」が用いられている言葉には、
「平家(ひらや)・平城(ひらじろ)・行平(ゆきひら)・平社員(ひらしゃいん)」などがあります。

 

平幕(ひらまく)のように「幕(まく)」が用いられている言葉には、
「幕間(まくあい)・幕内(まくうち)・開幕(かいまく)・終幕(しゅうまく)」などがあります。

 

 

次の章で平幕の意味と類義語について解説していきます。

 

2.平幕の意味と類義語について

 

平幕は「相撲(すもう)で、幕内の力士のうち、横綱・三役を除いた者のこと/平張(ひらば)りの幕のこと」の意味として用いられています。

 

幕内というのは、”相撲で、番付の第一段に名が記される前頭(まえがしら)以上の力士のこと”です。

 

 

 

また平幕の類義語としては、「小結(こむすび)・幕下(まくした)・関脇(せきわけ)・大関(おおぜき)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても平幕と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「平幕の読み方と意味、”ひらまく”と”へいまく”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 平幕の正しい読み方は「ひらまく」で、「へいまく」は間違い。
  • 平幕は「相撲で、幕内の力士のうち、横綱・三役を除いた者のこと/平張りの幕のこと」の意味。
  • 平幕の類義語には、「小結・幕下・関脇・大関」などがある。

 

 

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