さて日常的に使われるもので「氷州」という言葉があります。
この氷州に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
氷州がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは氷州の読み方と意味、「アイスランド」と「ひょうしゅう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.氷州の正しい読み方は「アイスランド」「ひょうしゅう」?
では氷州の正しい読み方は、「アイスランド」「ひょうしゅう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、氷州の正しい読み方は「アイスランド」になります。
氷州の”氷”は「こおり」「ひょう」、”州”は「しゅう」と読むことができますが、氷州を「ひょうしゅう」と読むのは間違いです。
氷州を「アイスランド」と読むのは”熟字訓(じゅくじくん)”と言われる読み方で、
熟字訓とは漢字1字に読み方をあてるのではなく、熟字(2字以上の漢字の組み合わせ)に訓読みをあてた読み方のことです。
熟字(2字以上の漢字の組み合わせ)に訓読みをあてた読み方だから、熟字訓(じゅくじくん)です。
”訓読みは漢字の持つ意味を日本語に翻訳したところから生まれた読み方”のことで、”音読みは中国語としての漢字の発音に基づく読み方”のことです。
なので”草”の訓読みは「くさ」で聞いただけで意味を理解できますが、
音読みは「そう」でこれだけでは意味が分からないですよね。
訓読みはそれだけで意味が分かる読み方のものが多く、音読みはそれだけでは意味が分からないものが多いです。
そして熟字訓は熟字(2字以上の漢字の組み合わせ)に読み方があてられているため、漢字単体に読み方が振り分けられているわけではありません。
例えば「氷州(アイスランド)」に用いられている”氷”は単体で「あいす」と読むことはできず、”州”も単体では「らんど」と読むことはできません。
ですので漢字1字の訓読み(草:くさ)のように、その熟字だけで意味が伝わるように読み方があてられているものが熟字訓というわけなんですね。
熟字訓と言われる読み方は特殊で、あらかじめその言葉の読み方を知っていなければ、読み方が分からないものがほとんどです。
次の章で氷州の意味について解説していきます。
2.氷州の意味について
では氷州の意味について見ていきましょう。
まず氷州は「大西洋北部に位置する共和国のこと」の意味として用いられています。
氷州の首都は”レイキャビク”になります。
氷州は島国で多くの氷河や火山が存在し、温泉も存在するほか、豊富な地熱を発電などに利用しています。
以上が「氷州の読み方と意味、”アイスランド”と”ひょうしゅう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 氷州の正しい読み方は「アイスランド」で、「ひょうしゅう」は間違い。
- 氷州は「大西洋北部に位置する共和国のこと」の意味。