結論から言ってしまうと、着生の正しい読み方は「ちゃくせい」になります。
着生の”生”は「い(きる)」「せい」「しょう」と読むことができますが、
着生は「ちゃくせい」と読むのが正しく、「ちゃくしょう」と読むのは間違いです。
「ちゃくしょう」というのは、”着床”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で着生の意味について解説していきます。
着生は「植物が、樹木や岩石などに付着して生育すること」の意味として用いられています。
着生は寄生とは異なり、対象となった樹木などから養分を吸収することはありません。
着生を用いた例文としては、「それは樹木に着生する植物だ」や、
「その植物は石に着生していることが多い」のような使い方で用いられています。
また着生の類義語としては、「寄生(きせい)・共生(きょうせい)・共棲(きょうせい)・共存(きょうぞん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても着生と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「着生の読み方と意味、”ちゃくせい”と”ちゃくしょう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど