このページでは徴用の読み方と意味、「びよう」と「ちょうよう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.徴用の正しい読み方は「びよう」「ちょうよう」?

 

結論から言ってしまうと、徴用の正しい読み方は「ちょうよう」になります

 

徴用の”徴”は「ちょう」と読むことはできますが、「び」と読むことはできないので、徴用を「びよう」と読むのは間違いです。

 

 

徴用の”徴(ちょう)”という字は、”微(び)”という字に似ているため注意が必要です。

 

 

 

また徴用(ちょうよう)のように「徴(ちょう)」が用いられている言葉には、
「徴収(ちょうしゅう)・徴集(ちょうしゅう)・追徴(ついちょう)・象徴(しょうちょう)」などがあります。

 

徴用(ちょうよう)のように「用(よう)」が用いられている言葉には、
「用事(ようじ)・用心(ようじん)・代用(だいよう)・引用(いんよう)」などがあります。

 

 

次の章で徴用の意味について解説していきます。

 

2.徴用の意味について

 

徴用は「戦時などの非常時に、国家が国民を強制的に動員して、一定の仕事に就かせること。また、物品を強制的に取り立てること」の意味として用いられています。

 

 

徴用を用いた例文としては、「男女を問わず徴用された」や、
「金属製品が武器を作るために徴用された」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また徴用の類義語としては、「徴兵(ちょうへい)・徴集(ちょうしゅう)・招集(しょうしゅう)・招聘(しょうへい)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても徴用と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「徴用の読み方と意味、”びよう”と”ちょうよう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 徴用の正しい読み方は「ちょうよう」で、「びよう」は間違い。
  • 徴用は「戦時などの非常時に、国家が国民を強制的に動員して、一定の仕事に就かせること。また、物品を強制的に取り立てること」の意味。
  • 徴用の類義語には、「徴兵・徴集・招集・招聘」などがある。

 

 

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