さて日常的に使われるもので「雪原」という言葉があります。
この雪原に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
雪原がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは雪原の読み方と意味、「ゆきはら」と「せつげん」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.雪原の正しい読み方は「ゆきはら」「せつげん」?
では雪原の正しい読み方は、「ゆきはら」「せつげん」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、雪原の正しい読み方は「せつげん」になります。
雪原の”雪”は「ゆき」「せつ」、”原”は「はら」「げん」と読むことができますが、雪原は「せつげん」と読むのが正しく、「ゆきはら」と読むのは間違いです。
また雪原(せつげん)のように「雪(せつ)」が用いられている言葉には、
「雪辱(せつじょく)・冠雪(かんせつ)・風雪(ふうせつ)・蛍雪(けいせつ)」などがあります。
雪原(せつげん)のように「原(げん)」が用いられている言葉には、
「原因(げんいん)・原価(げんか)・原稿(げんこう)・湿原(しつげん)」などがあります。
次の章で雪原の意味と類義語について解説していきます。
2.雪原の意味と類義語について
では雪原の意味と類義語について見ていきましょう。
まず雪原は「高山・極地などで、積もった雪が溶けないでいる広い地域のこと/雪が積もった広い場所のこと」の意味として用いられています。
雪原を用いた例文としては、「見渡す限りの雪原だ」や、
「雪原の中にぽつんとある建物」のような使い方で用いられています。
また雪原の類義語としては、「氷原(ひょうげん)・雪景(せっけい)・雪景色(ゆきげしき)・銀世界(ぎんせかい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても雪原と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「雪原の読み方と意味、”ゆきはら”と”せつげん”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 雪原の正しい読み方は「せつげん」で、「ゆきはら」は間違い。
- 雪原は「高山・極地などで、積もった雪が溶けないでいる広い地域のこと/雪が積もった広い場所のこと」の意味。
- 雪原の類義語には、「氷原・雪景・雪景色・銀世界」などがある。