不憫の読み方と意味、「ふびん」と「ふべん」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「不憫」という言葉があります。

 

この不憫に使用されている漢字(特に”憫”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは不憫の読み方と意味、「ふびん」と「ふべん」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.不憫の正しい読み方は「ふびん」「ふべん」?

 

では不憫の正しい読み方は、「ふびん」「ふべん」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、不憫の正しい読み方は「ふびん」になります

 

不憫の”憫”は「あわ(れむ)」「びん」と読むことができますが、不憫は「ふびん」と読むのが正しく、「ふべん」と読むのは間違いです。

 

 

「ふべん」というのは、”不便”と書き表されるため注意が必要です。

 

 

 

また不憫(ふびん)のように「不(ふ)」が用いられている言葉には、
「不測(ふそく)・不足(ふそく)・不意(ふい)・不屈(ふくつ)」などがあります。

 

不憫(ふびん)のように「憫(びん)」が用いられている言葉には、
「憫察(びんさつ)・憫然(びんぜん)・憫笑(びんしょう)・憐憫(れんびん)」などがあります。

 

 

次の章で不憫の意味と類義語について解説していきます。

 

2.不憫の意味と類義語について

 

では不憫の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず不憫は「かわいそうなこと。憐(あわ)れむべきこと」の意味として用いられています。

 

 

不憫を用いた例文としては、「不憫な事この上ない」や、
「不憫な子だと思う」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また不憫の類義語としては、「哀憐(あいれん)・同情(どうじょう)・憫笑(びんしょう)・気の毒(きのどく)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても不憫と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「不憫の読み方と意味、”ふびん”と”ふべん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ