さて日常的に使われるもので「挫ける」という言葉があります。
この挫けるに使用されている漢字は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは挫けるの読み方と意味、「ざける」と「くじける」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
１．挫けるの正しい読み方は「ざける」「くじける」？
では挫けるの正しい読み方は、「ざける」「くじける」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、挫けるの正しい読み方は「くじける」になります。
挫けるの”挫”は「くじ（く）」「くじ（ける）」「ざ」と読むことができますが、
挫けるは「くじける」と読むのが正しく、「ざける」と読むのは間違いです。
次の章で挫けるの意味と類義語について解説していきます。
２．挫けるの意味と類義語について
では挫けるの意味と類義語について見ていきましょう。
まず挫けるは「手足の関節に無理な力が加わって、関節やその周りを痛めること。捻挫（ねんざ）すること/勢いや意欲が削（そ）がれること」の意味として用いられています。
挫けるを用いた例文としては、「運動して足が挫ける」や、「挫けることなく目標に向かって突き進む」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「手足の関節に無理な力が加わって、関節やその周りを痛めること。捻挫すること」の意味で、後者の例文は「勢いや意欲が削がれること」の意味で使用しています。
また挫けるの類義語としては、「抑制（よくせい）・弾圧（だんあつ）・抑圧（よくあつ）・挫折（ざせつ）」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても挫けると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「挫けるの読み方と意味、”ざける”と”くじける”正しいのは？」でした。
３．まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 挫けるの正しい読み方は「くじける」で、「ざける」は間違い。
- 挫けるは「手足の関節に無理な力が加わって、関節やその周りを痛めること。捻挫すること/勢いや意欲が削がれること」の意味。
- 挫けるの類義語には、「抑制・弾圧・抑圧・挫折」などがある。