このページでは片身の読み方と意味、「かたみ」と「へんしん」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.片身の正しい読み方は「かたみ」「へんしん」?

 

結論から言ってしまうと、片身の正しい読み方は「かたみ」になります

 

片身の”片”は「かた」「へん」と読むことができますが、片身は「かたみ」と読むのが正しく、「へんしん」と読むのは間違いです

 

 

 

また片身(かたみ)のように「片(かた)」が用いられている言葉には、
「片方(かたほう)・片側(かたがわ)・片言(かたこと)・片道(かたみち)」などがあります。

 

片身(かたみ)のように「身(み)」が用いられている言葉には、
「身柄(みがら)・身元(みもと)・中身(なかみ)・肌身(はだみ)」などがあります。

 

 

次の章で片身の意味について解説していきます。

 

2.片身の意味について

 

片身は「体の半分のこと。特に、魚の背骨を境(さかい)にした半分のこと/衣服の身頃(みごろ)の片方のこと」の意味として用いられています。

 

身頃というのは、”衣服の、襟(えり)・袖(そで)・衽(おくみ)などを除いた、体の前と後ろを覆う部分の総称のこと”を意味します。

 

 

 

また片身の類義語としては、「白身(しろみ)・半身(はんしん)・片面(かためん)・半双(はんそう)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても片身と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「片身の読み方と意味、”かたみ”と”へんしん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 片身の正しい読み方は「かたみ」で、「へんしん」は間違い。
  • 片身は「体の半分のこと。特に、魚の背骨を境にした半分のこと/衣服の身頃の片方のこと」の意味。
  • 片身の類義語には、「白身・半身・片面・半双」などがある。

 

 

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