結論から言ってしまうと、反収の正しい読み方は「たんしゅう」になります。
反収の”反”は「そ(る)」「はん」「たん」と読むことができますが、
反収は「たんしゅう」と読むのが正しく、「はんしゅう」と読むのは間違いです。
また反収(たんしゅう)のように「反(たん)」が用いられている言葉には、
「反物(たんもの)・反歩(たんぶ)・増反(ぞうたん)・減反(げんたん)」などがあります。
反収(たんしゅう)のように「収(しゅう)」が用いられている言葉には、
「収益(しゅうえき)・収支(しゅうし)・収賄(しゅうわい)・増収(ぞうしゅう)」などがあります。
次の章で反収の意味について解説していきます。
反収は「田畑1反(たん)当たりの作物の収穫高(しゅうかくだか)のこと」の意味として用いられています。
反(たん)というのは、”面積を表す農業用語の単位のこと”で、
1反の広さはメートル法では約10a(アール)、坪(つぼ)の広さで表すと約300坪です。
”1a(アール)=100m^2(平方メートル)”で、”1坪=約3.3m^2(平方メートル)”になります。
また反収の類義語としては、「生産量(せいさんりょう)・収穫量(しゅうかくりょう)・出来高(できだか)・売れ高(うれだか)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても反収と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「反収の読み方と意味、”たんしゅう”と”はんしゅう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど