さて日常的に使われるもので「抓る」という言葉があります。
この抓るに使用されている漢字は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは抓るの読み方と意味、「つねる」と「むしる」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.抓るの正しい読み方は「つねる」「むしる」?
では抓るの正しい読み方は、「つねる」「むしる」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、抓るの正しい読み方は「つねる」になります。
抓るの”抓”は「つま(む)」「つね(る)」「そう」と読むことはできますが、
「むし(る)」と読むことはできないので、抓るを「むしる」と読むのは間違いです。
「むしる」というのは、”毟る”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で抓るの意味と類義語について解説していきます。
2.抓るの意味と類義語について
では抓るの意味と類義語について見ていきましょう。
まず抓るは「爪や指先で皮膚を強くつまみ、ねじること」の意味として用いられています。
抓るを用いた例文としては、「頬(ほお)を抓る」や、
「罰ゲームで抓られたところが赤くなっている」のような使い方で用いられています。
また抓るの類義語としては、「抓む(つまむ)・摘む(つむ)・捻る(ねじる)・捻る(ひねる)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても抓ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「抓るの読み方と意味、”つねる”と”むしる”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 抓るの正しい読み方は「つねる」で、「むしる」は間違い。
- 抓るは「爪や指先で皮膚を強くつまみ、ねじること」の意味。
- 抓るの類義語には、「抓む・摘む・捻る(ねじる)・捻る(ひねる)」などがある。