結論から言ってしまうと、頑強の正しい読み方は「がんきょう」になります。
頑強の”頑”は「がん」と読むことはできますが、「げん」と読むことはできないので、頑強を「げんきょう」と読むのは間違いです。
また頑強(がんきょう)のように「頑(がん)」が用いられている言葉には、
「頑丈(がんじょう)・頑固(がんこ)・頑迷(がんめい)・頑健(がんけん)」などがあります。
頑強(がんきょう)のように「強(きょう)」が用いられている言葉には、
「強化(きょうか)・強弁(きょうべん)・強豪(きょうごう)・強圧(きょうあつ)」などがあります。
次の章で頑強の意味について解説していきます。
頑強は「意志が強く、容易に屈しないさま/体ががっちりしていて丈夫なさま」の意味として用いられています。
頑強を用いた例文としては、「頑強に反対する」や、
「肉体の頑強さで彼に勝てる者はいない」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「意志が強く、容易に屈しないさま」の意味で、
後者の例文は「体ががっちりしていて丈夫なさま」の意味で使用しています。
また頑強の類義語としては、「堅牢(けんろう)・堅固(けんご)・屈強(くっきょう)・不屈(ふくつ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても頑強と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「頑強の読み方と意味、”がんきょう”と”げんきょう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど