さて日常的に使われるもので「水屑」という言葉があります。
この水屑に使用されている漢字(特に”屑”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは水屑の読み方と意味、「みくず」と「みずくず」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.水屑の正しい読み方は「みくず」「みずくず」?
では水屑の正しい読み方は、「みくず」「みずくず」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、水屑の正しい読み方は「みくず」になります。
水屑の”水”は「みず」「すい」、”屑”は「くず」「せつ」と読むことができますが、水屑を「みずくず」と読むのは間違いです。
水屑の”水”という字は単体で「み」と読むことはできませんが、
日本語における音変化によって「みずくず」から「みくず」という読み方に変化しました。
音変化というのは簡単に言うと、”発音しにくい音を発音しやすい音に変化させたもの”です。
この音変化により、水屑は通常では読むことができない「みくず」という読み方になったんですね。
次の章で水屑の意味と類義語について解説していきます。
2.水屑の意味と類義語について
では水屑の意味と類義語について見ていきましょう。
まず水屑は「水中のごみのこと」の意味として用いられています。
”水屑となる”というのは、「水死すること」の意味で使われます。
また水屑の類義語としては、「藻屑(もくず)」が挙げられます。
水屑と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「水屑の読み方と意味、”みくず”と”みずくず”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 水屑の正しい読み方は「みくず」で、「みずくず」は間違い。
- 水屑は「水中のごみのこと」の意味。
- 水屑の類義語には、「藻屑」がある。