さて日常的に使われるもので「沁みる」という言葉があります。
この沁みるに使用されている漢字は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは沁みるの読み方と意味、「しみる」と「こころみる」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.沁みるの正しい読み方は「しみる」「こころみる」?
では沁みるの正しい読み方は、「しみる」「こころみる」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、沁みるの正しい読み方は「しみる」になります。
沁みるの”沁”は「し(みる)」「しん」と読むことはできますが、「こころ(みる)」と読むことはできないので、沁みるを「こころみる」と読むのは間違いです。
「こころみる」というのは、”試みる”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で沁みるの意味と類義語について解説していきます。
2.沁みるの意味と類義語について
では沁みるの意味と類義語について見ていきましょう。
まず沁みるは「深く心や身に感じること」の意味として用いられています。
沁みるを用いた例文としては、「なんて心に沁みる言葉だ」や、
「身に沁みてありがたく思う」のような使い方で用いられています。
また沁みるの類義語としては、「享受(きょうじゅ)・感動(かんどう)・陶酔(とうすい)・感受(かんじゅ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても沁みると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「沁みるの読み方と意味、”しみる”と”こころみる”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 沁みるの正しい読み方は「しみる」で、「こころみる」は間違い。
- 沁みるは「感覚が刺激されて痛みを感じること/深く心や身に感じること」の意味。
- 沁みるの類義語には、「享受・感動・陶酔・感受」などがある。