さて日常的に使われるもので「諸手」という言葉があります。
この諸手に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
諸手がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは諸手の読み方と意味、「もろて」と「しょしゅ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
では諸手の正しい読み方は、「もろて」「しょしゅ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、諸手の正しい読み方は「もろて」「しょて」になります。
諸手の”諸”は「もろ」「しょ」と読むことができますが、諸手は「もろて」「しょて」と読むのが正しく、「しょしゅ」と読むのは間違いです。
一般的には諸手は「もろて」と読むことがほとんどで、「もろて」は”双手・両手”と書き表されることもあります。
ただ諸手は「もろて」「しょて」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)
また諸手(もろて)のように「諸(もろ)」が用いられている言葉には、
「諸刃(もろは)・諸味(もろみ)・諸白(もろはく)・諸共(もろとも)」などがあります。
諸手(しょて)のように「諸(しょ)」が用いられている言葉には、
「諸君(しょくん)・諸説(しょせつ)・諸悪(しょあく)・諸般(しょはん)」などがあります。
次の章で諸手の意味と類義語について解説していきます。
では諸手の意味と類義語について見ていきましょう。
まず諸手(もろて)は「左右の手。両方の手のこと/諸々(もろもろ)の軍隊のこと」の意味として用いられています。
諸手を「もろて」と読むと上記のような意味になりますが、
「しょて」と読むと「諸々の軍隊のこと」の意味のみとなります。
このように諸手は「もろて」「しょて」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
また諸手の類義語としては、「両腕(りょううで)・十指(じっし)・肢体(したい)・四肢(しし)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても諸手と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「諸手の読み方と意味、”もろて”と”しょしゅ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、