このページでは論及の読み方と意味、「ろんの」と「ろんきゅう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.論及の正しい読み方は「ろんの」「ろんきゅう」?

 

結論から言ってしまうと、論及の正しい読み方は「ろんきゅう」になります

 

論及の”及”は「およ(び)」「きゅう」と読むことはできますが、
「の」と読むことはできないので、論及を「ろんの」と読むのは間違いです。

 

 

論及の”及(きゅう)”という字は、”乃(の)”という字に似ているため注意が必要です。

 

 

 

また論及(ろんきゅう)のように「論(ろん)」が用いられている言葉には、
「論文(ろんぶん)・世論(よろん)・弁論(べんろん)・議論(ぎろん)」などがあります。

 

論及(ろんきゅう)のように「及(きゅう)」が用いられている言葉には、
「及落(きゅうらく)・波及(はきゅう)・普及(ふきゅう)・言及(げんきゅう)」などがあります。

 

 

次の章で論及の意味と類義語について解説していきます。

 

2.論及の意味と類義語について

 

論及は「その事柄にまで触れて議論を進めること」の意味として用いられています。

 

 

論及を用いた例文としては、「細部にまで論及する」や、
「例の問題に論及する」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また論及の類義語としては、「言及(げんきゅう)・弁論(べんろん)・叙述(じょじゅつ)・指摘(してき)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても論及と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「論及の読み方と意味、”ろんの”と”ろんきゅう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 論及の正しい読み方は「ろんきゅう」で、「ろんの」は間違い。
  • 論及は「その事柄にまで触れて議論を進めること」の意味。
  • 論及の類義語には、「言及・弁論・叙述・指摘」などがある。

 

 

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