万難の読み方と意味、「まんなん」と「ばんなん」正しいのは?

 

さて日常的に使われることはあまりないですが、「万難」という言葉があります。

 

この万難に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
万難がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは万難の読み方と意味、「まんなん」と「ばんなん」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.万難の正しい読み方は「まんなん」「ばんなん」?

 

では万難の正しい読み方は、「まんなん」「ばんなん」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、万難の正しい読み方は「ばんなん」になります

 

万難の”万”は「よろず」「まん」「ばん」と読むことができますが、
万難は「ばんなん」と読むのが正しく、「まんなん」と読むのは間違いです

 

 

 

また万難(ばんなん)のように「万(ばん)」が用いられている言葉には、
「万象(ばんしょう)・万歳(ばんざい)・万策(ばんさく)・万事(ばんじ)」などがあります。

 

万難(ばんなん)のように「難(なん)」が用いられている言葉には、
「困難(こんなん)・至難(しなん)・多難(たなん)・災難(さいなん)」などがあります。

 

 

次の章で万難の意味と類義語について解説していきます。

 

2.万難の意味と類義語について

 

では万難の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず万難は「多くの困難。さまざまな障害のこと」の意味として用いられています。

 

 

万難を用いた例文としては、「万難を排除して進む」や、
「万難を排してやり遂げる」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また万難の類義語としては、「七難(しちなん)・多難(たなん)・万障(ばんしょう)・災難(さいなん)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても万難と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「万難の読み方と意味、”まんなん”と”ばんなん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ