烙印の読み方と意味、「かくいん」と「らくいん」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「烙印」という言葉があります。

 

この烙印に使用されている漢字(特に”烙”)は普段はあまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは烙印の読み方と意味、「かくいん」と「らくいん」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.烙印の正しい読み方は「かくいん」「らくいん」?

 

では烙印の正しい読み方は、「かくいん」「らくいん」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、烙印の正しい読み方は「らくいん」になります

 

烙印の”烙”は「や(く)」「らく」と読むことはできますが、「かく」と読むことはできないので、烙印を「かくいん」と読むのは間違いです

 

 

 

また烙印(らくいん)のように「烙(らく)」が用いられている言葉は、
烙印の他には「焙烙(ほうらく・ほうろく)」しか見つけることができませんでした。

 

烙印(らくいん)のように「印(いん)」が用いられている言葉には、
「印象(いんしょう)・印籠(いんろう)・印字(いんじ)・印税(いんぜい)」などがあります。

 

 

次の章で烙印の意味と類義語について解説していきます。

 

2.烙印の意味と類義語について

 

では烙印の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず烙印は「銅・鉄で作り、熱く焼いて物に押す印のこと」の意味として用いられています。

 

烙印は昔の刑罰で、罪人の額(ひたい)などに押されていました。

 

 

 

烙印を用いた例文としては、「彼の体には烙印はない」や、
「卑怯者の烙印を押されてしまった」のような使い方で用いられています。

 

”烙印を押される”というのは慣用句で、「消すことのできない汚名を受けること。また、周囲からそういうものとして決めつけられること」を意味します。

 

 

 

また烙印の類義語としては、「入れ墨(いれずみ)・刺青(しせい)・タトゥー・レッテル」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても烙印と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「烙印の読み方と意味、”かくいん”と”らくいん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ