結論から言ってしまうと、万斛の正しい読み方は「ばんこく」になります。
万斛の”万”は「よろず」「まん」「ばん」、”斛”は「こく」と読むことはできますが、”斛”は「かい」と読むことはできないので、万斛を「ばんかい」と読むのは間違いです。
万斛の”斛(こく)”という字は、”解(かい)”という字に少し似ているため注意が必要です。
また万斛(ばんこく)のように「万(ばん)」が用いられている言葉には、
「万象(ばんしょう)・万歳(ばんざい)・万策(ばんさく)・万事(ばんじ)」などがあります。
万斛(ばんこく)のように「斛(こく)」が用いられている言葉は、
万斛の他には「木斛(もっこく)・石斛(せっこく)」しか見つけることができませんでした。
次の章で万斛の意味と類義語について解説していきます。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>