結論から言ってしまうと、縋るの正しい読み方は「すがる」になります。
縋るの”縋”は「すが(る)」「つい」と読むことはできますが、
「ほふ(る)」と読むことはできないので、縋るを「ほふる」と読むのは間違いです。
「ほふる」というのは、”屠る”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で縋るの意味について解説していきます。
縋るは「頼りとするものに掴(つか)まること/他人の同情や援助を求めること。また、それに頼ること」の意味として用いられています。
縋るを用いた例文としては、「手すりに縋りながら歩く」や、
「知り合いの情けに縋る」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「頼りとするものに掴まること」の意味で、
後者の例文は「他人の同情や援助を求めること。また、それに頼ること」の意味で使用しています。
また縋るの類義語としては、「依存(いぞん)・寄生(きせい)・凭れる(もたれる)・甘える(あまえる)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても縋ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「縋るの読み方と意味、”すがる”と”ほふる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど