さて日常的に使われるもので「大差」という言葉があります。
この大差に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
大差がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは大差の読み方と意味、「たいさ」と「だいさ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.大差の正しい読み方は「たいさ」「だいさ」?
では大差の正しい読み方は、「たいさ」「だいさ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、大差の正しい読み方は「たいさ」になります。
大差の”大”は「おお(きい)」「だい」「たい」と読むことができますが、
大差は「たいさ」と読むのが正しく、「だいさ」と読むのは間違いです。
また大差(たいさ)のように「大(たい)」が用いられている言葉には、
「大器(たいき)・大気(たいき)・大局(たいきょく)・大義(たいぎ)」などがあります。
大差(たいさ)のように「差(さ)」が用いられている言葉には、
「差異(さい)・差配(さはい)・誤差(ごさ)・交差(こうさ)」などがあります。
次の章で大差の意味と類義語について解説していきます。
2.大差の意味と類義語について
では大差の意味と類義語について見ていきましょう。
まず大差は「大きな差。数値・程度などの大きな違いのこと」の意味として用いられています。
大差を用いた例文としては、「両者とも大差ない」や、
「決勝戦で大差をつけられて負けた」のような使い方で用いられています。
また大差の類義語としては、「格外(かくがい)・落差(らくさ)・零敗(れいはい)・断トツ(だんとつ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても大差と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「大差の読み方と意味、”たいさ”と”だいさ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 大差の正しい読み方は「たいさ」で、「だいさ」は間違い。
- 大差は「大きな差。数値・程度などの大きな違いのこと」の意味。
- 大差の類義語には、「格外・落差・零敗・断トツ」などがある。