結論から言ってしまうと、大挙の正しい読み方は「たいきょ」になります。
大挙の”挙”は「おお(きい)」「だい」「たい」と読むことができますが、
大挙は「たいきょ」と読むのが正しく、「だいきょ」と読むのは間違いです。
また大挙(たいきょ)のように「大(たい)」が用いられている言葉には、
「大器(たいき)・大気(たいき)・大局(たいきょく)・大義(たいぎ)」などがあります。
大挙(たいきょ)のように「挙(きょ)」が用いられている言葉には、
「挙手(きょしゅ)・枚挙(まいきょ)・快挙(かいきょ)・科挙(かきょ)」などがあります。
次の章で大挙の意味について解説していきます。
大挙は「大勢が揃って事に当たること/大規模な企(くわだ)てのこと」の意味として用いられています。
大挙を用いた例文としては、「ビルへ大挙して押しかける」や、
「月面着陸の大挙を成し遂げた」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「大勢が揃って事に当たること」の意味で、
後者の例文は「大規模な企てのこと」の意味で使用しています。
また大挙の類義語としては、「殺到(さっとう)・雑踏(ざっとう)・繁盛(はんじょう)・大群(たいぐん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても大挙と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「大挙の読み方と意味、”たいきょ”と”だいきょ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど