さて日常的に使われるもので「微睡む」という言葉があります。
この微睡むに使用されている漢字(特に”睡”)は普段はあまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは微睡むの読み方と意味、「びすいむ」と「まどろむ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.微睡むの正しい読み方は「びすいむ」「まどろむ」?
では微睡むの正しい読み方は、「びすいむ」「まどろむ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、微睡むの正しい読み方は「まどろむ」になります。
微睡むの”微”は「かす(か)」「び」、”睡”は「ねむ(る)」「すい」と読むことができますが、微睡むを「びすいむ」と読むのは間違いです。
微睡むの”微”に「まど」、”睡”にも「ろ」という読み方はありませんが、微睡むを「まどろむ」と読んでいるのは、当て字によるものです。
「まどろむ」という言葉の意味に、”微睡”という言葉が持っている意味が合っていたため、”微睡む”に「まどろむ」という読み方が当てられました。
次の章で微睡むの意味と類義語について解説していきます。
2.微睡むの意味と類義語について
では微睡むの意味と類義語について見ていきましょう。
まず微睡むは「うとうとすること。少しの間眠ること」の意味として用いられています。
微睡むを用いた例文としては、「ソファに横になって微睡む」や、
「食後はテレビの前で微睡むことが多い」のような使い方で用いられています。
また微睡むの類義語としては、「転寝(うたたね)・午睡(ごすい)・仮寝(かりね)・昼寝(ひるね)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても微睡むの意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「微睡むの読み方と意味、”びすいむ”と”まどろむ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 微睡むの正しい読み方は「まどろむ」で、「びすいむ」は間違い。
- 微睡むは「うとうとすること。少しの間眠ること」の意味。
- 微睡むの類義語には、「転寝・午睡・仮寝・昼寝」などがある。