さて日常的に使われることはあまりないですが、「涙液」という言葉があります。
この涙液に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
涙液がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは涙液の読み方と意味、「るいえき」と「れいえき」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.涙液の正しい読み方は「るいえき」「れいえき」?
では涙液の正しい読み方は、「るいえき」「れいえき」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、涙液の正しい読み方は「るいえき」になります。
涙液の”涙”は「なみだ」「るい」と読むことはできますが、「れい」と読むことはできないので、涙液を「れいえき」と読むのは間違いです。
涙液の”涙(るい)”という字は、”戻(れい)”という字に少し似ているため注意が必要です。
また涙液(るいえき)のように「涙(るい)」が用いられている言葉には、
「催涙(さいるい)・涙腺(るいせん)・落涙(らくるい)・感涙(かんるい)」などがあります。
涙液(るいえき)のように「液(えき)」が用いられている言葉には、
「液体(えきたい)・液状(えきじょう)・唾液(だえき)・粘液(ねんえき)」などがあります。
次の章で涙液の意味について解説していきます。
2.涙液の意味について
では涙液の意味について見ていきましょう。
まず涙液は「涙腺の分泌(ぶんぴつ)液。涙(なみだ)のこと」の意味として用いられています。
眼球の表面の乾燥を防ぐために絶えず涙腺から分泌されています。
また涙液の現象や乾燥により、眼球の表面の状態が悪くなる病気のことを”ドライアイ”と呼びます。
パソコンやスマホ画面を見続けて瞬(まばた)きが減ったり、乾燥した部屋で長時間過ごしたり、コンタクトレンズを使用しているなど、色々な原因からドライアイを発症することが多くなっています。
以上が「涙液の読み方と意味、”るいえき”と”れいえき”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 涙液の正しい読み方は「るいせき」で、「れいえき」は間違い。
- 涙液は「涙腺の分泌液。涙のこと」の意味。