このページでは逆子の読み方と意味、「さかご」と「ぎゃくし」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

 

結論から言ってしまうと、逆子の正しい読み方は「さかご」になります。

 

逆子の”逆”は「さか」「ぎゃく」、”子”は「こ」「し」と読むことができますが、逆子は「さかご」と読むのが正しく、「ぎゃくし」と読むのは間違いです。

 

 

 

また”子”の読み方は「こ」と読むことはできますが、
もともとそれ単体では「ご」という読み方をすることはできません。

 

逆子のように「さかこ」ではなく、「さかご」と濁って読むのは、日本語の「連濁（れんだく）」と呼ばれているものです。

 

 

連濁とは、”２つの語が結びついて１つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語の語頭が清音から濁音に変化する現象のこと”を言います。

 

逆子であれば、逆（さか）＋子（こ）なので、子（後ろの語）の語頭である清音の”こ”が濁音の”ご”に変化します。

 

 

 

例えば「手紙（てがみ）」や「綿毛（わたげ）」は連濁なしで読むと、
「てかみ」や「わたけ」と読むのが普通です。

 

もともと”紙”には「がみ」という読み方はないですし、”毛”にも「げ」という読み方は存在しません。

 

 

ですが日本語では、連濁によって後ろの語頭が清音から濁音に変わるため、
「手紙（てがみ）」「綿毛（わたげ）」と濁らせて読んでいるのです。

 

ただすべての言葉が連濁によって濁音に変化するわけではないので、注意してください。

 

次の章で逆子の意味について解説していきます。

 

 

逆子は「母胎内（ぼたいない）で胎児（たいじ）の姿勢が、正常の場合と逆になっているもののこと」の意味として用いられています。

 

 

正常な場合であれば、母胎内では胎児の頭が下になりますが、
逆子の場合は母胎内で胎児の頭が上になっています。

 

 

なので逆子では分娩（ぶんべん）時、赤ちゃんが生まれるときに尻や足の方から出てきます。

 

（正常な場合であれば、生まれるときは頭から出てきます）

 

 

以上が「逆子の読み方と意味、”さかご”と”ぎゃくし”正しいのは？」でした。

 

 

これまで説明したことをまとめますと、

 

 

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