さて日常的に使われるもので「山姥」という言葉があります。
この山姥に使用されている漢字(特に”姥”)は普段はあまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは山姥の読み方と意味、「やまうば」と「やまんば」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.山姥の正しい読み方は「やまうば」「やまんば」?
では山姥の正しい読み方は、「やまうば」「やまんば」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、山姥の正しい読み方は「やまうば」「やまんば」の両方になります。
山姥の”姥”は「うば」「ぼ」「も」と読むことができます。
ただ一般的には山姥は「やまんば」と読むことが多いです。
山姥の”姥”という字は単体で「んば」と読むことはできませんが、
日本語における音変化によって「やまうば」から「やまんば」という読み方に変化しました。
音変化というのは簡単に言うと、”発音しにくい音を発音しやすい音に変化させたもの”です。
この音変化により、山姥は通常では読むことができない「やまんば」という読み方になったんですね。
次の章で山姥の意味と類義語について解説していきます。
2.山姥の意味と類義語について
では山姥の意味と類義語について見ていきましょう。
まず山姥は「山奥に住むという女の怪物のこと」の意味として用いられています。
山姥を用いた例文としては、「山姥が住むと言われている山」や、
「山姥が実際に存在するわけない」のような使い方で用いられています。
また山姥の類義語としては、「雪女(ゆきおんな)・天狗(てんぐ)・般若(はんにゃ)・魔女(まじょ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても山姥と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「山姥の読み方と意味、”やまうば”と”やまんば”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 山姥の正しい読み方は「やまうば」「やまんば」の両方。
- 山姥は「山奥に住むという女の怪物のこと」の意味。
- 山姥の類義語には、「雪女・天狗・般若・魔女」などがある。