結論から言ってしまうと、啜るの正しい読み方は「すする」になります。
啜るの”啜”は「すす(る)」「せつ」「てつ」と読むことはできますが、
「そそ(る)」と読むことはできないので、啜るを「そそる」と読むのは間違いです。
「そそる」というのは、”唆る”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で啜るの意味と類義語について解説していきます。
啜るは「(液状・細長い形状のものを)吸い込むようにして口の中に入れること/鼻水を息とともに吸い込むこと」の意味として用いられています。
啜るを用いた例文としては、「みそ汁を美味しそうに啜る」や、
「鼻を啜るのは良くない」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「(液状・細長い形状のものを)吸い込むようにして口の中に入れること」の意味で、後者の例文は「鼻水を息とともに吸い込むこと」の意味で使用しています。
また啜るの類義語としては、「吸引(きゅういん)・吸収(きゅうしゅう)・吸気(きゅうき)・吸う(すう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても啜ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「啜るの読み方と意味、”すする”と”そそる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど