さて日常的に使われるもので「馬力」という言葉があります。
この馬力に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
馬力がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは馬力の読み方と意味、「ばりき」と「ばりょく」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.馬力の正しい読み方は「ばりき」「ばりょく」?
では馬力の正しい読み方は、「ばりき」「ばりょく」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、馬力の正しい読み方は「ばりき」になります。
馬力の”力”は「ちから」「りょく」「りき」と読むことができますが、
馬力は「ばりき」と読むのが正しく、「ばりょく」と読むのは間違いです。
また馬力(ばりき)のように「馬(ば)」が用いられている言葉には、
「競馬(けいば)・騎馬(きば)・奔馬(ほんば)・落馬(らくば)」などがあります。
馬力(ばりき)のように「力(りき)」が用いられている言葉には、
「力走(りきそう)・力説(りきせつ)・力投(りきとう)・万力(まんりき)」などがあります。
次の章で馬力の意味と類義語について解説していきます。
2.馬力の意味と類義語について
では馬力の意味と類義語について見ていきましょう。
まず馬力は「仕事率の単位のこと/物事を精力的にこなす力のこと/荷物を積んで運ぶ馬車。荷馬車(にばしゃ)のこと」の意味として用いられています。
仕事率の単位である1馬力は、”75キログラムの物を毎秒1メートル動かす力”になります。
また馬力の類義語としては、「底力(そこぢから)・怪力(かいりき)・動力(どうりょく)・気力(きりょく)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても馬力と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「馬力の読み方と意味、”ばりき”と”ばりょく”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 馬力の正しい読み方は「ばりき」で、「ばりょく」は間違い。
- 馬力は「仕事率の単位のこと/物事を精力的にこなす力のこと/荷物を積んで運ぶ馬車。荷馬車のこと」の意味。
- 馬力の類義語には、「底力・怪力・動力・気力」などがある。