このページでは村八分の読み方と意味、「むらはちぶ」と「むらはちぶん」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.村八分の正しい読み方は「むらはちぶ」「むらはちぶん」?

 

結論から言ってしまうと、村八分の正しい読み方は「むらはちぶ」になります

 

村八分の”分”は「わ(ける)」「ぶん」「ぶ」と読むことができますが、
村八分は「むらはちぶ」と読むのが正しく、「むらはちぶん」と読むのは間違いです

 

 

また村八分(むらはちぶ)のように「分(ぶ)」が用いられている言葉には、
「分限(ぶげん)・一分(いちぶ)・五分(ごぶ)・分厚い(ぶあつい)」などがあります。

 

 

次の章で村八分の意味と類義語について解説していきます。

 

2.村八分の意味と類義語について

 

村八分は「村のしきたりや掟(おきて)を守らなかった者やその家族を、村民全体が除(の)け者として排斥(はいせき)し、絶交すること/仲間外れにすること」の意味として用いられています。

 

前者の意味は、江戸時代以降に、村落で行われた私的制裁になります。

 

 

 

村八分を用いた例文としては、「周囲から村八分にされた」や、
「村八分の状態ではあるが、あまり気にしていない」のような使い方で用いられています。

 

どちらの例文も「仲間外れにすること」の意味で使用しています。

 

 

 

また村八分の類義語としては、「疎外(そがい)・除け者(のけもの)・孤立(こりつ)・よそ者」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても村八分と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「村八分の読み方と意味、”むらはちぶ”と”むらはちぶん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 村八分の正しい読み方は「むらはちぶ」で、「むらはちぶん」は間違い。
  • 村八分は「村のしきたりや掟を守らなかった者やその家族を、村民全体が除け者として排斥し、絶交すること/仲間外れにすること」の意味。
  • 村八分の類義語には、「疎外・除け者・孤立・よそ者」などがある。

 

 

関連ページ