さて日常的に使われるもので「熱る」という言葉があります。
この熱るに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
熱るがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは熱るの読み方と意味、「ねつる」と「ほてる」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.熱るの正しい読み方は「ねつる」「ほてる」?
では熱るの正しい読み方は、「ねつる」「ほてる」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、熱るの正しい読み方は「ほてる」「いきる」になります。
熱るの”熱”は「あつ(い)」「ほて(る)」「いき(る)」「ねつ」と読むことができます。
一般的には熱るは「ほてる」と読むことが多く、「ほてる」は”火照る”と書き表されることが多いです。
ただ熱るは「ほてる」「いきる」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で熱るの意味と類義語について解説していきます。
2.熱るの意味と類義語について
では熱るの意味と類義語について見ていきましょう。
まず熱る(ほてる)は「熱くなること。熱を帯びること」の意味として用いられています。
熱るを「ほてる」と読むと上記のような意味になりますが、
「いきる」と読むと上記の他に、「激しく怒ること」の意味も含まれます。
このように熱るは「ほてる」「いきる」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
熱るを用いた例文としては、「お酒を飲んで顔が熱る」や、
「知り合いのその一言に熱(いき)る」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「熱くなること。熱を帯びること」の意味で、
後者の例文は「激しく怒ること」の意味で使用しています。
また熱るの類義語としては、「赤面(せきめん)・紅潮(こうちょう)・興奮(こうふん)・上気(じょうき)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても熱ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「熱るの読み方と意味、”ねつる”と”ほてる”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 熱るの正しい読み方は「ほてる」「いきる」の両方で、「ねつる」は間違い。
- 熱る(ほてる)は「熱くなること。熱を帯びること」の意味。
- 熱る(いきる)は「熱くなること。熱を帯びること/激しく怒ること」の意味。
- 熱るの類義語には、「赤面・紅潮・興奮・上気」などがある。