結論から言ってしまうと、音吐の正しい読み方は「おんと」になります。
音吐の”吐”は「は(く)」「と」(連濁により「ど」)と読むことはできますが、音吐は「おんと」と読むのが正しく、「おんど」と読むのは間違いです。
(連濁とは、2つの語が結びついて1つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語の語頭が清音から濁音に変化する現象のこと)
また音吐(おんと)のように「音(おん)」が用いられている言葉には、
「音楽(おんがく)・音程(おんてい)・音声(おんせい)・雑音(ざつおん)」などがあります。
音吐(おんと)のように「吐(と)」が用いられている言葉には、
「嘔吐(おうと)・吐息(といき)・吐血(とけつ)・吐露(とろ)」などがあります。
次の章で音吐の意味と類義語について解説していきます。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>