さて日常的に使われるもので「態と」という言葉があります。
この態とに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
態とがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは態との読み方と意味、「たいと」と「わざと」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.態との正しい読み方は「たいと」「わざと」?
では態との正しい読み方は、「たいと」「わざと」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、態との正しい読み方は「わざと」になります。
態との”態”は「わざ(と)」「たい」と読むことができますが、
態とは「わざと」と読むのが正しく、「たいと」と読むのは間違いです。
次の章で態との意味と類義語について解説していきます。
2.態との意味と類義語について
では態との意味と類義語について見ていきましょう。
まず態とは「意識して、または意図的に何かをするさま。故意に」の意味として用いられています。
態とを用いた例文としては、「態と問題を間違える」や、
「態と肩をぶつける」のような使い方で用いられています。
また態との類義語としては、「意図(いと)・作為(さくい)・主体(しゅたい)・能動(のうどう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても態とと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「態との読み方と意味、”たいと”と”わざと”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 態との正しい読み方は「わざと」で、「たいと」は間違い。
- 態とは「意識して、または意図的に何かをするさま。故意に」の意味。
- 態との類義語には、「意図・作為・主体・能動」などがある。