このページでは訊くの読み方と意味、「かく」と「きく」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.訊くの正しい読み方は「かく」「きく」?

 

結論から言ってしまうと、訊くの正しい読み方は「きく」になります

 

訊くの”訊”は「き(く)」「たず(ねる)」「じん」と読むことはできますが、
「か(く)」と読むことはできないので、訊くを「かく」と読むのは間違いです。

 

 

ただ「きく」というのは、一般的には”聞く”と書き表されることがほとんどです。

 

 

次の章で訊くの意味について解説していきます。

 

2.訊くの意味について

 

訊くは「尋(たず)ねること。問うこと」の意味として用いられています。

 

 

「きく」は一般的には”聞く”が使われることがほとんどですが、こちらの”聞く”には”訊く”の意味も含まれています。

 

なので”訊く”はとても限定的な意味で、”聞く”は訊くの意味も含めた色々な意味で用いることができます。

 

 

 

訊くを用いた例文としては、「お店の人に道を訊く」や、
「本心かどうか自分の胸に訊く」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また訊くの類義語としては、「質問(しつもん)・諮問(しもん)・糾弾(きゅうだん)・糾明(きゅうめい)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても訊くと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「訊くの読み方と意味、”かく”と”きく”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 訊くの正しい読み方は「きく」で、「かく」は間違い。
  • 訊くは「尋ねること。問うこと」の意味。
  • 訊くの類義語には、「質問・諮問・糾弾・糾明」などがある。

 

 

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