結論から言ってしまうと、凌ぐの正しい読み方は「しのぐ」になります。
凌ぐの”凌”は「しの(ぐ)」「りょう」と読むことができますが、
凌ぐは「しのぐ」と読むのが正しく、「りょうぐ」と読むのは間違いです。
次の章で凌ぐの意味について解説していきます。
凌ぐは「我慢すること/困難を切り抜けること。乗り切ること/数量・程度などが他よりも上であること」の意味として用いられています。
凌ぐを用いた例文としては、「急場を凌ぐ」や、
「実力だけなら兄をも凌ぐ」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「困難を切り抜けること。乗り切ること」の意味で、
後者の例文は「数量・程度などが他よりも上であること」の意味で使用しています。
また凌ぐの類義語としては、「忍耐(にんたい)・忍苦(にんく)・辛抱(しんぼう)・自重(じちょう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても凌ぐと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「凌ぐの読み方と意味、”しのぐ”と”りょうぐ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど