結論から言ってしまうと、辿るの正しい読み方は「たどる」になります。
辿るの”辿”は「たど(る)」「てん」と読むことはできますが、
「のぼ(る)」と読むことはできないので、辿るを「のぼる」と読むのは間違いです。
次の章で辿るの意味と類義語について解説していきます。
辿るの意味は下記のとおりです。
辿るを用いた例文としては、「かすかな記憶を辿る」や、
「破滅の一途を辿る」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「はっきりとしないものを筋道を追って考えたり、手がかりを頼ったりして探し求めること」の意味で、後者の例文は「事態が次第にある方向へ進んでいくこと」の意味で使用しています。
また辿るの類義語としては、「尾行(びこう)・追跡(ついせき)・探索(たんさく)・追尾(ついび)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても辿ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「辿るの読み方と意味、”たどる”と”のぼる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<辿るの意味>
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど