このページでは辿るの読み方と意味、「たどる」と「のぼる」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.辿るの正しい読み方は「たどる」「のぼる」?

 

結論から言ってしまうと、辿るの正しい読み方は「たどる」になります

 

 

辿るの”辿”は「たど(る)」「てん」と読むことはできますが、
「のぼ(る)」と読むことはできないので、辿るを「のぼる」と読むのは間違いです。

 

 

次の章で辿るの意味と類義語について解説していきます。

 

2.辿るの意味と類義語について

 

辿るの意味は下記のとおりです。

  1. 道筋に沿って目指す方向へ進むこと
  2. 歩きにくい道や知らない道を確かめながら苦労して進むこと。迷いながら手探(てさぐ)りで進むこと
  3. はっきりとしないものを筋道(すじみち)を追って考えたり、手がかりを頼ったりして探し求めること
  4. 事態が次第にある方向へ進んでいくこと

 

 

辿るを用いた例文としては、「かすかな記憶を辿る」や、
「破滅の一途を辿る」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「はっきりとしないものを筋道を追って考えたり、手がかりを頼ったりして探し求めること」の意味で、後者の例文は「事態が次第にある方向へ進んでいくこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また辿るの類義語としては、「尾行(びこう)・追跡(ついせき)・探索(たんさく)・追尾(ついび)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても辿ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「辿るの読み方と意味、”たどる”と”のぼる”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 辿るの正しい読み方は「たどる」で、「のぼる」は間違い。
  • 辿るの類義語には、「尾行・追跡・探索・追尾」などがある。

<辿るの意味>

  1. 道筋に沿って目指す方向へ進むこと
  2. 歩きにくい道や知らない道を確かめながら苦労して進むこと。迷いながら手探りで進むこと
  3. はっきりとしないものを筋道を追って考えたり、手がかりを頼ったりして探し求めること
  4. 事態が次第にある方向へ進んでいくこと

 

 

関連ページ

<難読漢字の一覧>

 

(写真あり)藜、櫛、羆など

【一文字】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など

【野菜・果物・茸】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など

【魚・貝・海藻】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)海驢、犀、猫鼬など

【動物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など

【鳥】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)薊、金木犀、百合など

【花・植物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など

【虫】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など

【食べ物・飲み物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など

【道具・身近なモノ】難読漢字の一覧!

<読み間違えやすい漢字の一覧>

 

哀悼、重複、出生、集荷など

読み間違えやすい漢字一覧!

 

依存、過不足、続柄など

慣用読み(百姓読み)の一覧!

 

<難読漢字の一覧(偏)>

 

(写真あり)鯆、鰍、鰉など

【魚偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)蝗、蠍、蝮など

【虫偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)梲、栂、樅など

【木偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)鎹、鍬、釦など

【金偏】難読漢字の一覧!

 

<覚えておきたい知識>

 

鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など

【知識】一般常識の一覧!

 

(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど

【一般的】物の名前の一覧!