結論から言ってしまうと、拒むの正しい読み方は「こばむ」になります。
拒むの”拒”は「こば(む)」「きょ」と読むことができますが、
拒むは「こばむ」と読むのが正しく、「きょむ」と読むのは間違いです。
次の章で拒むの意味について解説していきます。
拒むは「要求や申し出などを受け入れずに断ること/進んでくるものを通さないように抑え止(とど)めること」の意味として用いられています。
拒むを用いた例文としては、「彼の要求を拒む」や、
「敵の侵入を拒むための仕掛け」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「要求や申し出などを受け入れずに断ること」の意味で、
後者の例文は「進んでくるものを通さないように抑え止めること」の意味で使用しています。
また拒むの類義語としては、「防ぐ(ふせぐ)・断つ(たつ)・塞ぐ(ふさぐ)・妨げ(さまたげ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても拒むと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「拒むの読み方と意味、”きょむ”と”こばむ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど