さて日常的に使われることはあまりないですが、「寿ぐ」という言葉があります。
この寿ぐに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
寿ぐがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは寿ぐの読み方と意味、「じゅぐ」と「ことほぐ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.寿ぐの正しい読み方は「じゅぐ」「ことほぐ」?
では寿ぐの正しい読み方は、「じゅぐ」「ことほぐ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、寿ぐの正しい読み方は「ことほぐ」になります。
寿ぐの”寿”は「ことほ(ぐ)」「ことぶき」「じゅ」「す」と読むことができますが、寿ぐは「ことほぐ」と読むのが正しく、「じゅぐ」と読むのは間違いです。
次の章で寿ぐの意味と類義語について解説していきます。
2.寿ぐの意味と類義語について
では寿ぐの意味と類義語について見ていきましょう。
まず寿ぐは「喜びや祝いの言葉を述べること」の意味として用いられています。
寿ぐを用いた例文としては、「新年の訪れを寿ぐ」や、
「叔父さんの還暦を寿ぐ」のような使い方で用いられています。
また寿ぐの類義語としては、「祝言(しゅうげん)・祝詞(のりと)・祝辞(しゅくじ)・慶祝(けいしゅく)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても寿ぐと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「寿ぐの読み方と意味、”じゅぐ”と”ことほぐ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 寿ぐの正しい読み方は「ことほぐ」で、「じゅぐ」は間違い。
- 寿ぐは「喜びや祝いの言葉を述べること」の意味。
- 寿ぐの類義語には、「祝言・祝詞・祝辞・慶祝」などがある。