結論から言ってしまうと、幸いの正しい読み方は「さいわい」になります。
幸いの”幸”は「しあわ(せ)」「さいわ(い)」「こう」と読むことができますが、幸いは「さいわい」と読むのが正しく、「こうい」と読むのは間違いです。
次の章で幸いの意味について解説していきます。
幸いは「その人にとって望ましく、ありがたいさま。運の良いさま/(副詞的に)運よく。都合よく」の意味として用いられています。
幸いを用いた例文としては、「不幸中の幸いだった」や、「幸い命に別条はなかった」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「その人にとって望ましく、ありがたいさま。運の良いさま」の意味で、後者の例文は「(副詞的に)運よく。都合よく」の意味で使用しています。
また幸いの類義語としては、「幸甚(こうじん)・多幸(たこう)・至福(しふく)・好都合(こうつごう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても幸いと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「幸いの読み方と意味、”こうい”と”さいわい”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど