このページでは拡充の読み方と意味、「かくじゅう」と「こうじゅう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.拡充の正しい読み方は「かくじゅう」「こうじゅう」?

 

結論から言ってしまうと、拡充の正しい読み方は「かくじゅう」になります

 

拡充の”拡”は「ひろ(げる)」「かく」と読むことはできますが、
「こう」と読むことはできないので、拡充を「こうじゅう」と読むのは間違いです

 

 

 

また拡充(かくじゅう)のように「拡(かく)」が用いられている言葉には、
「拡幅(かくふく)・拡張(かくちょう)・拡大(かくだい)・拡散(かくさん)」などがあります。

 

拡充(かくじゅう)のように「充(じゅう)」が用いられている言葉には、
「充足(じゅうそく)・充電(じゅうでん)・充分(じゅうぶん)・補充(ほじゅう)」などがあります。

 

 

次の章で拡充の意味について解説していきます。

 

2.拡充の意味について

 

拡充は「組織や設備などの規模を広げて、充実させること」の意味として用いられています。

 

 

拡充を用いた例文としては、「組織の拡充を図る」や、
「制度の拡充を検討する」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また拡充の類義語としては、「拡張(かくちょう)・発展(はってん)・展開(てんかい)・補強(ほきょう)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても拡充と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「拡充の読み方と意味、”かくじゅう”と”こうじゅう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 拡充の正しい読み方は「かくじゅう」で、「こうじゅう」は間違い。
  • 拡充は「組織や設備などの規模を広げて、充実させること」の意味。
  • 拡充の類義語には、「拡張・発展・展開・補強」などがある。

 

 

関連ページ

<難読漢字の一覧>

 

(写真あり)藜、櫛、羆など

【一文字】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など

【野菜・果物・茸】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など

【魚・貝・海藻】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)海驢、犀、猫鼬など

【動物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など

【鳥】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)薊、金木犀、百合など

【花・植物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など

【虫】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など

【食べ物・飲み物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など

【道具・身近なモノ】難読漢字の一覧!

<読み間違えやすい漢字の一覧>

 

哀悼、重複、出生、集荷など

読み間違えやすい漢字一覧!

 

依存、過不足、続柄など

慣用読み(百姓読み)の一覧!

 

<難読漢字の一覧(偏)>

 

(写真あり)鯆、鰍、鰉など

【魚偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)蝗、蠍、蝮など

【虫偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)梲、栂、樅など

【木偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)鎹、鍬、釦など

【金偏】難読漢字の一覧!

 

<覚えておきたい知識>

 

鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など

【知識】一般常識の一覧!

 

(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど

【一般的】物の名前の一覧!