結論から言ってしまうと、背くの正しい読み方は「そむく」になります。
背くの”背”は「そむ(く)」「せ」「はい」と読むことができますが、
背くは「そむく」と読むのが正しく、「せく」と読むのは間違いです。
次の章で背くの意味について解説していきます。
背くは「ある物に背を向けること/人の意見や物事の決まりに従わないこと/反逆すること/予想・期待に反すること/世間や、ある人の元から離れていくこと」の意味として用いられています。
背くを用いた例文としては、「法律に背く」や、「両親の期待に背く」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「人の意見や物事の決まりに従わないこと」の意味で、後者の例文は「予想・期待に反すること」の意味で使用しています。
また背くの類義語としては、「謀反(むほん)・離反(りはん)・逆心(ぎゃくしん)・寝返る(ねがえる)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても背くと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「背くの読み方と意味、”せく”と”そむく”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど