結論から言ってしまうと、終にの正しい読み方は「ついに」になります。
終にの”終”は「お(わる)」「つい(に)」「しゅう」と読むことができますが、終には「ついに」と読むのが正しく、「しゅうに」と読むのは間違いです。
次の章で終にの意味について解説していきます。
終には「長い時間の後に、最終的にある結果に達するさま/(あとに打消しの語が付いて)一度も。最後まで」の意味として用いられています。
終にを用いた例文としては、「終に夢が叶った」や、「終に彼は姿を見せなかった」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「長い時間の後に、最終的にある結果に達するさま」の意味で、後者の例文は「(あとに打消しの語が付いて)一度も。最後まで」の意味で使用しています。
また終にの類義語としては、「結局(けっきょく)・落着(らくちゃく)・結末(けつまつ)・結論(けつろん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても終にと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「終にの読み方と意味、”ついに”と”しゅうに”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど