結論から言ってしまうと、浸かるの正しい読み方は「つかる」になります。
浸かるの”浸”は「ひた(る)」「つ(かる)」「しん」と読むことはできますが、「か(かる)」と読むことはできないので、浸かるを「かかる」と読むのは間違いです。
次の章で浸かるの意味と類義語について解説していきます。
浸かるは「液体の中に浸(ひた)ること/(転じて)ある状態などに浸りきること」の意味として用いられています。
「つかる」は”漬かる”と書き表されることもありますが、
”漬かる”の場合は上記の意味の他に、「漬物が食べごろになること」の意味も含まれます。
浸かるを用いた例文としては、「温泉に浸かる」や、
「怠惰(たいだ)な生活に浸かる」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「液体の中に浸ること」の意味で、
後者の例文は「ある状態などに浸りきること」の意味で使用しています。
また浸かるの類義語としては、「浸水(しんすい)・入浴(にゅうよく)・潜る(もぐる)・沈む(しずむ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても浸かると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「浸かるの読み方と意味、”つかる”と”かかる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>