結論から言ってしまうと、苛むの正しい読み方は「さいなむ」になります。
苛むの”苛”は「いじ(める)」「さいな(む)」「か」と読むことができますが、苛むは「さいなむ」と読むのが正しく、「かむ」と読むのは間違いです。
次の章で苛むの意味について解説していきます。
苛むは「叱(しか)ったり、責め立てたりすること/苦しめること。いじめること」の意味として用いられています。
苛むを用いた例文としては、「良心の呵責(かしゃく)に苛まれる」や、「弱者を苛む」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「叱ったり、責め立てたりすること」の意味で、
後者の例文は「苦しめること。いじめること」の意味で使用しています。
また苛むの類義語としては、「叱責(しっせき)・説教(せっきょう)・迫害(はくがい)・誹謗(ひぼう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても苛むと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「苛むの読み方と意味、”かむ”と”さいなむ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど