結論から言ってしまうと、因みにの正しい読み方は「ちなみに」になります。
因みにの”因”は「ちなみ」「ちな(む)」「いん」と読むことができますが、因みには「ちなみに」と読むのが正しく、「いんみに」と読むのは間違いです。
次の章で因みにの意味と類義語について解説していきます。
因みには「前の事柄に関連して、補足説明を加えることを示す。ついでに言えば」の意味として用いられています。
”因みに”ではなく、”因み”となると「ある物事との関係をもとにして、他の物事が存在すること。関連すること」を意味するため注意が必要です。
例文としては、「因みにこの商品は割引の対象外だ」や、
「誕生日に因んだデザイン」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「前の事柄に関連して、補足説明を加えることを示す。ついでに言えば」の意味で、後者の例文は「ある物事との関係をもとにして、他の物事が存在すること。関連すること」の意味で使用しています。
また因みにの類義語としては、「類縁(るいえん)・因縁(いんねん)・関連(かんれん)・関係(かんけい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても因みにと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「因みにの読み方と意味、”ちなみに”と”いんみに”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>