さて日常的に使われるもので「疎通」という言葉があります。

 

この疎通に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
疎通がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは疎通の読み方と意味、「そつう」と「そくつう」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.疎通の正しい読み方は「そつう」「そくつう」?

 

では疎通の正しい読み方は、「そつう」「そくつう」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、疎通の正しい読み方は「そつう」になります

 

疎通の”疎”は「うと(い)」「そ」と読むことはできますが、
「そく」と読むことはできないので、疎通を「そくつう」と読むのは間違いです

 

 

 

また疎通(そつう)のように「疎(そ)」が用いられている言葉には、
「空疎(くうそ)・疎開(そかい)・疎遠(そえん)・疎外(そがい)」などがあります。

 

疎通(そつう)のように「通(つう)」が用いられている言葉には、
「通過(つうか)・通信(つうしん)・通話(つうわ)・開通(かいつう)」などがあります。

 

 

次の章で疎通の意味と類義語について解説していきます。

 

2.疎通の意味と類義語について

 

では疎通の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず疎通は「滞(とどこお)りなく通じること/両者の意見が互いに通じ合い、分からない点や誤解などのないこと」の意味として用いられています。

 

 

疎通を用いた例文としては、「意思の疎通を図る」や、
「意思の疎通が上手くいかなかった」のような使い方で用いられています。

 

一般的に疎通は後者の意味で使われることがほとんどで、どちらの例文も「両者の意見が互いに通じ合い、分からない点や誤解などのないこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また疎通の類義語としては、「伝心(でんしん)・共感(きょうかん)・交流(こうりゅう)・伝達(でんたつ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても疎通と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「疎通の読み方と意味、”そつう”と”そくつう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 疎通の正しい読み方は「そつう」で、「そくつう」は間違い。
  • 疎通は「滞りなく通じること/両者の意見が互いに通じ合い、分からない点や誤解などのないこと」の意味。
  • 疎通の類義語には、「伝心・共感・交流・伝達」などがある。

 

 

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