結論から言ってしまうと、烏鷺の正しい読み方は「うろ」になります。
烏鷺の”烏”は「からす」「う」、”鷺”は「さぎ」「ろ」と読むことはできますが、”烏”は「ちょう」と読むことはできないので、烏鷺を「ちょうろ」と読むのは間違いです。
烏鷺の”烏(からす・う)”という字は、”鳥(とり・ちょう)”という字によく似ているため注意が必要です。
次の章で烏鷺の意味について解説していきます。
烏鷺は「烏(からす)と鷺(さぎ)のこと/黒と白のこと/(烏を黒石、鷺を白石に見立てて)囲碁の別名のこと」の意味として用いられています。
※上は烏(からす)の写真
烏(からす)というのは、”スズメ目カラス科カラス属の鳥の総称のこと”です。
全長は約30~60センチメートルで、全体的に黒くて、多くは人家のある所に棲み、雑食性になります。
※上は鷺(さぎ)の写真
鷺(さぎ)というのは、”コウノトリ目サギ科の鳥の総称のこと”です。
見た目はツルに似ていて、やや小さく、飛翔時に首を縮めます。
水辺に棲み、主に魚を捕食しますが、草原や森林に棲む種類のものや、昆虫などを捕食するものもいます。
以上が「烏鷺の読み方と意味、”うろ”と”ちょうろ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど