結論から言ってしまうと、涙腺の正しい読み方は「るいせん」になります。
涙腺の”涙”は「なみだ」「るい」、”腺”は「せん」と読むことができますが、涙腺は「るいせん」と読むのが正しく、「れいせん」と読むのは間違いです。
涙腺の”涙(るい)”という字は、”戻(れい)”という字に少し似ているため注意が必要です。
次の章で涙腺の意味について解説していきます。
涙腺は「上まぶたの、眼球の上外方の位置にあって、涙液(るいえき)を分泌する腺(せん)のこと」の意味として用いられています。
腺というのは、”生物体内で様々な種類の液を分泌する器官のこと”を指し、他にも汗腺(かんせん)・乳腺(にゅうせん)・リンパ腺などが存在します。
涙液というのは、”涙(なみだ)のこと”を指します。
また涙は目の表面を覆うことで乾燥を防ぐとともに、外からの刺激から目を保護する役割があります。
他にも目の表面には血管がないため、涙によって目の表面の細胞に酸素や栄養が運ばれ、目に入った異物は涙によって洗い流されます。
そして涙には細菌やウイルスなどに対する殺菌作用をもつ物質が含まれているため、細菌やウイルスなどによる感染を予防する働きもあります。
以上が「涙腺の読み方と意味、”るいせん”と”れいせん”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど