結論から言ってしまうと、懊悩の正しい読み方は「おうのう」になります。
懊悩の”懊”は「おう」、”悩”は「なや(む)」「のう」と読むことはできますが、”懊”は「おく」と読むことはできないので、懊悩を「おくのう」と読むのは間違いです。
懊悩の”懊(おう)”という字は、”奥(おく)”という字に似ているため注意が必要です。
また懊悩(おうのう)のように「懊(おう)」が用いられている言葉は、懊悩の他には見つけることができませんでした。
懊悩(おうのう)のように「悩(のう)」が用いられている言葉には、
「苦悩(くのう)・悩乱(のうらん)・煩悩(ぼんのう)・悩殺(のうさつ)」などがあります。
次の章で懊悩の意味と類義語について解説していきます。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>