このページでは隠匿の読み方と意味、「いんとく」と「いんじゃく」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.隠匿の正しい読み方は「いんとく」「いんじゃく」?

 

結論から言ってしまうと、隠匿の正しい読み方は「いんとく」になります

 

隠匿の”匿”は「かくま(う)」「とく」「じょく」と読むことはできますが、
「じゃく」と読むことはできないので、隠匿を「いんじゃく」と読むのは間違いです

 

 

 

また隠匿(いんとく)のように「隠(いん)」が用いられている言葉には、
「隠蔽(いんぺい)・隠見(いんけん)・隠居(いんきょ)・隠滅(いんめつ)」などがあります。

 

隠匿(いんとく)のように「匿(とく)」が用いられている言葉には、
「秘匿(ひとく)・匿名(とくめい)・蔵匿(ぞうとく)・潜匿(せんとく)」などがあります。

 

 

次の章で隠匿の意味と類義語について解説していきます。

 

2.隠匿の意味と類義語について

 

隠匿は「故意に隠すこと」の意味として用いられています。

 

 

隠匿を用いた例文としては、「犯人を隠匿する」や、
「証拠を隠匿した疑いがある」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また隠匿の類義語としては、「秘匿(ひとく)・機密(きみつ)・隠蔽(いんぺい)・隠密(おんみつ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても隠匿と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「隠匿の読み方と意味、”いんとく”と”いんじゃく”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 隠匿の正しい読み方は「いんとく」で、「いんじゃく」は間違い。
  • 隠匿は「故意に隠すこと」の意味。
  • 隠匿の類義語には、「秘匿・機密・隠蔽・隠密」などがある。

 

 

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