このページでは末広の読み方と意味、「すえひろ」と「すえびろ」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.末広の正しい読み方は「すえひろ」「すえびろ」?

 

結論から言ってしまうと、末広の正しい読み方は「すえひろ」になります

 

末広の”末”は「すえ」「まつ」、”広”は「ひろ(い)」「こう」と読むことができますが、末広は「すえひろ」と読むのが正しく、「すえびろ」と読むのは間違いです

 

 

 

また末広(すえひろ)のように「末(すえ)」が用いられている言葉には、
「場末(ばすえ)・末吉(すえきち)・末っ子(すえっこ)・末娘(すえむすめ)」などがあります。

 

末広(すえひろ)のように「広(ひろ)」が用いられている言葉には、
「広敷(ひろしき)・広場(ひろば)・広蓋(ひろぶた)・広小路(ひろこうじ)」などがあります。

 

 

次の章で末広の意味と類義語について解説していきます。

 

2.末広の意味と類義語について

 

末広は「末(すえ)の方にいくにしたがって広がっていること/扇子のこと(祝い物にするときの呼び名)/物事が次第に栄(さか)えること」の意味として用いられています。

 

ここでの末(すえ)というのは、”物の先端。端(はし)のこと”の意味で使われています。

 

 

 

末広を用いた例文としては、「末広状の場所がある」や、
「末広の発展を祈る」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「末の方にいくにしたがって広がっていること」の意味で、
後者の例文は「物事が次第に栄えること」の意味で使用しています。

 

 

 

また末広の類義語としては、「改善(かいぜん)・展開(てんかい)・増進(ぞうしん)・改良(かいりょう)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても末広と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「末広の読み方と意味、”すえひろ”と”すえびろ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 末広の正しい読み方は「すえひろ」で、「すえびろ」は間違い。
  • 末広は「末の方にいくにしたがって広がっていること/扇子のこと(祝い物にするときの呼び名)/物事が次第に栄えること」の意味。
  • 末広の類義語には、「改善・展開・増進・改良」などがある。

 

 

関連ページ