さて日常的に使われるもので「末広」という言葉があります。
この末広に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
末広がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは末広の読み方と意味、「すえひろ」と「すえびろ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
では末広の正しい読み方は、「すえひろ」「すえびろ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、末広の正しい読み方は「すえひろ」になります。
末広の”末”は「すえ」「まつ」、”広”は「ひろ(い)」「こう」と読むことができますが、末広は「すえひろ」と読むのが正しく、「すえびろ」と読むのは間違いです。
また末広(すえひろ)のように「末(すえ)」が用いられている言葉には、
「場末(ばすえ)・末吉(すえきち)・末っ子(すえっこ)・末娘(すえむすめ)」などがあります。
末広(すえひろ)のように「広(ひろ)」が用いられている言葉には、
「広敷(ひろしき)・広場(ひろば)・広蓋(ひろぶた)・広小路(ひろこうじ)」などがあります。
次の章で末広の意味と類義語について解説していきます。
では末広の意味と類義語について見ていきましょう。
まず末広は「末(すえ)の方にいくにしたがって広がっていること/扇子のこと(祝い物にするときの呼び名)/物事が次第に栄(さか)えること」の意味として用いられています。
ここでの末(すえ)というのは、”物の先端。端(はし)のこと”の意味で使われています。
末広を用いた例文としては、「末広状の場所がある」や、
「末広の発展を祈る」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「末の方にいくにしたがって広がっていること」の意味で、
後者の例文は「物事が次第に栄えること」の意味で使用しています。
また末広の類義語としては、「改善(かいぜん)・展開(てんかい)・増進(ぞうしん)・改良(かいりょう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても末広と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「末広の読み方と意味、”すえひろ”と”すえびろ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、