さて日常的に使われるもので「碧玉」という言葉があります。
この碧玉に使用されている漢字(特に”碧”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは碧玉の読み方と意味、「へきぎょく」と「えきぎょく」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
では碧玉の正しい読み方は、「へきぎょく」「えきぎょく」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、碧玉の正しい読み方は「へきぎょく」になります。
碧玉の”碧”は「あお」「へき」と読むことはできますが、「えき」と読むことはできないので、碧玉を「えきぎょく」と読むのは間違いです。
また碧玉(へきぎょく)のように「碧(へき)」が用いられている言葉には、
「碧眼(へきがん)・碧落(へきらく)・碧海(へきかい)・碧空(へきくう)」などがあります。
碧玉(へきぎょく)のように「玉(ぎょく)」が用いられている言葉には、
「玉座(ぎょくざ)・玉露(ぎょくろ)・半玉(はんぎょく)・玉杯(ぎょくはい)」などがあります。
次の章で碧玉の意味と類義語について解説していきます。
では碧玉の意味と類義語について見ていきましょう。
まず碧玉は「青色の玉のこと/酸化鉄などの不純物を含み、不透明で色のついた石英。ジャスパーのこと」の意味として用いられています。
碧玉は不透明で色のついた石英(後者の意味)で、
色は緑・赤・黄褐色などがあり、古くから勾玉(まがたま)などの材料として用いられています。
また碧玉の類義語としては、「瑠璃(るり)・琥珀(こはく)・水晶(すいしょう)・翡翠(ひすい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても碧玉と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「碧玉の読み方と意味、”へきぎょく”と”えきぎょく”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、